冷凍食品やアイスクリームなどを購入する際、「冷凍庫」に入れられるか気になって購入を控えている方も多いと思います。今回、セカンド冷凍庫を購入したので同じ思いを抱えている方々の参考になればと思っています。
冷凍庫を購入する上で検討した内容は大きく3点ありました。
①開閉方法(冷気の逃げにくさ)
②価格
③設置場所にあったサイズ&内容量
結論として、今回はアイリスオーヤマの「冷凍庫 100L ホワイト PF-B100TD-W」を購入しました。実際に購入に至った経緯と設置した際の内容を踏まえてご紹介!
開閉方法について
家庭用冷凍庫の開閉方法は大きく分けて「上開き型(チェスト型)」と「横開き型」になっています。
それぞれ、メリット・デメリットがあり多くの比較サイトで検証されています。
今回は結果として、「上開き型(チェスト型)」を選択しました。
冷気は、下へ移動する傾向があるため扉を開けても庫内の温度が上がりにくい特徴があります。
そのため、開閉に伴う温度変化が最低限に抑えられるため電力消費がも抑えられ節電効果が期待できると思います。
一方、収納方法は積み重ね式のため一番下にあるものが取り出しにくいというデメリットもありましたが冷凍庫に付属されているワイヤーバスケットや冷凍庫内に100均で購入したカゴを設置することでそれほど大きな問題ではないと判断しました。
価格について
家庭用冷凍庫の価格は1万円程度~10万円を超えるものまでラインナップされています。
やはり、高価な冷凍庫にはそれ相応の機能が備わっているため、価格を少しでも抑えようと考えると用途にあったものを選択する必要があります。
今回、一番悩んだポイントは「冷却方法」です。
現在の主流は「直冷式」と「ファン式」になっています。この2種類の大きな違いは以下の通りです。
<直冷式>
冷凍庫内に冷却器を設置して内部を冷やす方式
庫内を直接冷やすため、しっかりと冷やせるのがメリット
一方で、冷凍庫内の水分も凍りやすいことから霜が発生しやすく
定期的に霜取りをする必要があることがデメリット
<ファン式>
ファンで冷風を送って冷やす方式
直冷式のように霜が発生しないため、定期的に霜取りをする必要がない
霜取りの手間を省きたい方にオススメ
ファン式の冷凍庫は、直冷式よりも比較的高価なのがデメリット
「霜取りの手間は省きたい」「価格も抑えたい」と思いましたがそんな都合の良い冷凍庫を探すことはできませんでした。(そもそも、上開き型のファン式を探せませんでした・・・)
今回は、霜取りをすることにして直冷式を選択しました。
どちらの冷却方法でも、冷凍庫としての機能は問題なく果たすことができます。
使用開始1ヶ月後の様子
セカンド冷凍庫として使用を開始して1ヶ月後の様子です。
直冷式の宿命とも言える「霜」が付き始めました。
霜は開閉の際に温度差が生じる上部から始まり、約1ヶ月が経過した頃には中央部分に達していました。
現時点では霜の厚さが2-3mm程度のため、霜取りの必要は無いと思っています。
付属の説明書には霜の厚さが5mmを超えると冷凍機能が低下するため霜取りが必要と記載されています。
設置場所にあったサイズ&内容量について
セカンド冷凍庫を購入する方の中にはキッチンに設置するスペースが無いため、ダイニングやリビングを活用する方も多いと思います。我が家もキッチンに設置スペースがないためリビングに設置することにしました。設置する際の最低条件として「スペース」「電源」「アース線(必須ではないようです)」があると思います。
この中で一番の問題はやはり「スペース」になると思います。しかし、小さいサイズにすれば内容量も少なくなるため必然的に保存可能な量も少なくなってしまいます。
理想としては、外寸は小さく・内容量は大きくと欲張りな発想となってしまいます。
今回、購入した冷凍庫は決して小さいモデルではありませんでしたが内容量100Lにしては比較的コンパクトな設計となっています。
実際にリビングに設置したらこんな感じになりました。
念のためアース線は使用していなかったエアコンのコンセントを利用して設置しました。
アース線が接続できない場合はびりびりガードを使用しているケースもあるようです。
購入して分かった便利な機能について
扉の内側にライトが設置されています。購入前に分かっていましたが、冷凍庫をリビングに設置するため必要性を感じていませんでした。しかし、庫内上部にライトがあると無いとでは大違いでした。小さいライトですが、庫内全体を明るく照らしてくれるため一番下のものまでしっかりと確認できます。上開き型(チェスト型)の冷凍庫には多くのモデルに標準装備されているケースが多いと思います。
6段階の温度調節機能が付いており、保存量に応じて設定変更が可能です。
但し、急速冷凍の機能ではないため注意が必要!
通常使用は設定を3又は4にすることで-18℃~-20℃に設定されます。
商品を受け取った時は確認を
この商品のコメント(Amazon)に「傷がある」「凹みがある」など、到着後の商品に対するコメントが多数寄せられていたため、まず商品到着後の外箱に傷が無いか確認しました。幸いにもそのような痕跡はありませんでした。さらに、開梱後の商品も傷や凹みがないか確認しましたが問題になるような傷や凹みは見当たりませんでした。
今回の商品に問題は見当たりませんでしたが、底面の梱包にやや不安がありました。
開梱方法は固定用のバンドを切って段ボールを上に引き上げる形式になります。
上部、側面の角には緩衝材として発泡スチロールが入れられているため問題はありませんでしたが底面に関しては、もう少し強度のある梱包方法の方が配送によるトラブルも軽減されるのではないかと感じました。