筆者が所有している日産セレナ(C27)に使用されているスパ-クプラグは「イリジウムプラグ」なので交換の目安は10万kmと言われています。そのため、スパ-クプラグを交換する前に乗り換える方も多いためスパ-クプラグの交換を経験される方は少ないかもしれません。 オートバックスなどのカーショップ、町の整備工場、 出張車検のセイビー


自身ではできない車のメンテナンスを行う際は、面倒でも比較検討することで費用を抑えることができるため少しでも参考になれば幸いです。



日産セレナ(C27)に使用されているスパ-クプラグの型番は日産のホームページで確認できます。業者に交換依頼する際は全てお任せで問題ないと思いますが、部品代を知っておいても良いと思います。
「Seibii(セイビー)」ってどんな会社?
出張車検のセイビー
予約した日時に整備士の方が自宅まで来てくれて、その場で作業をしてくれます。
さらに料金設定も分かりやすく整備内容によっては費用を抑えることもできると思います。
また、整備士の方と話ができるのでその場で作業内容や車の状態についても聞くことができ、安心感にも繋がると思います。
スパークプラグって何?

そもそも、スパークプラグって??
簡単に言うとガソリンを燃焼させるための火花をタイミングよく発生させる部品です。
身近なものに例えると「電子ライター」のような仕組みに似ています。
ガソリンエンジンは、燃料と空気を混ぜた混合気をタイミングよく燃焼させて、動力を発生させています。ところが、燃料のガソリンは、高温の中でも自分では着火しにくく、タイミングよく燃焼させるには、「火」を着けてやる必要があります。ここで火花をとばし点火するのが”スパークプラグ”の役割です。
引用:DENSO
プラグの火花により燃焼が起きるということは、プラグの性能のよしあしが、エンジン全体の性能を左右するということ。「クルマの心臓」にたとえられることが多いエンジンですが、スパークプラグは、「エンジンの心臓」ともいえる重要な役割を果たしています。
スパ-クプラグ交換の費用は?

スパ-クプラグを交換するにあたり3ヶ所に見積りを依頼しました。
その際にスパ-クプラグ交換と一緒にイグニッションコイルの交換も勧められました。
イグニッションコイルも定期交換部品ではないようですが、一般的に10万km~15万km、もしくは7年~10年が交換の目安とされているようです。
また、作業工程がスパ-クプラグ交換と同様の手順であるため同時交換の方が工賃を抑えられるとのことでした。
スパ-クプラグ交換後にイグニッションコイルが原因の不具合が発生した場合は改めて修理が必要となるため今回はスパークプラグ交換に合わせてイグニッションコイルの交換も依頼することにしました。
下記の表はスパークプラグ交換・イグニッションコイル交換を同時に行う前提での見積額の比較表になります。

スパークプラグ交換のみの場合は、約3~4万円となります。
※日産セレナ(C27)のスパークプラグは4本となっています。車種によってスパークプラグの本数が異なります。
スパ-クプラグ・イグニッションコイル交換
出張車検のセイビー
交換作業後に取り外したスパ-クプラグを確認させていただきました。
約10万km走行した後のスパ-クプラグです。
今回は予防交換ということもあり、外観からは明らかな異常はありませんでした。

イグニッションコイルについても、取り外した部品を確認させていただきましたが素人視点では異常はなさそうでした。(異常があるとすれば、内部のため外からでは分からないようです。)
こちらの写真は、イグニッションコイル交換後になります。


※写真をクリックすると拡大します。
まとめ
スパークプラグやイグニッションコイルは定期交換部品ではないためエンジンの不具合を感じてから交換する方も多いと思います。通勤などで日々、車を使用する人にとっては壊れてからの対応では手遅れになってしまいます。筆者の場合は、今後もこれまで通り、車を使用することを考えて10万kmを超えたことを機に予防的に交換を行いました。スパークプラグとイグニッションコイルを交換して感じたことは、部品代には大きな差はありませんでしたが、作業工賃については会社によって差があることを改めて確認できました。また、費用を抑えるには事前に余裕をもって調査し、比較することが重要なことであると再認識できました。


