2022年11月にこれまで使用していたスタッドレスタイヤから初めてオートバックス専売のアイスエスポルテ(ICE ESPORTE)を購入しました。その年に降雪はなく実用性が試せないまま1年が経過しましたが、2024年2月5日に関東地方でも大雪となりその実力を試すことができましたので、購入を検討されている方の参考になれば幸いです。
スタッドレスタイヤの買い替えは高額になることを覚悟していましたが、できるたけ安価に交換できないかと思っていたところ、オートバックスに「安い」スタッドレスタイヤが2種類並んでいました。それが、アイスエスポルテ(ICE ESPORTE)とノーストレックN5 (North Trek N5)です。
筆者は日産セレナ(C27)を所有しており、タイヤサイズは195/65R15のアイスエスポルテ(ICE ESPORTE)を購入しました。アイスエスポルテを購入する前はヨコハマタイヤのアイスガードを約4年間使用していました。
今回は下記の選定ポイントをクリアしたアイスエスポルテ(ICE ESPORTE)を購入しました。
<選定のポイント>
①積雪時に「普通に使える」こと
②できるだけ費用を抑えたい
③3~4年は使用したい
④国産のタイヤ
アイスエスポルテを選んだ理由
一番の決め手は、値段が安いと言うところです。
ブリヂストンやヨコハマタイヤなどの有名なタイヤメーカーと比較すると2~3割程度、安く購入することができます。しかし、安いだけで実際に使えなければ意味が無いと思い、インターネットで検索すると多くの口コミが確認できました。評価は良いものから悪いものまでありましたが、「普通に使える」という口コミが多くありました。さらに、店員さんからの説明を聞き「国産」「ブリヂストン社製」で「発泡ゴム」を使用していることも決め手の要因です。
アイスエスポルテの特徴
①除水機能が高い発泡ゴムを採用
②優れた効きが長持ち
③氷路面にしっかり密着
④走行安定性を向上
効きが長持ち <トレッドコンパウンドに発泡ゴムを採用>
発泡ゴムは多数の気泡により「水膜」を素早く除去でき、タイヤが氷路面にしっかり密着して優れたグリップ力を発揮することが可能。
使用開始後も「発泡ゴム」は氷上性能が低下しづらく、ゴム内の多数の気泡で柔らかさを確保できる。
ゴムに特殊なオイルを混入する方法とは違い「発泡ゴム」はすり減ってもタイヤの表面に新しい気泡が現れるので、優れた効きが長持ちします。
氷雪性能と長持ち性能を重視したパターンの採用
センターに配置させた太いストレートグルーブ(溝)により、雪上での高い直進安定性を発揮。
斜めに配置した溝で効果的な排水、排雪により高いウェット性能、雪上性能を実現。
リブレットにより装着初期の凍った路面でのグリップ力および除水効果を実現。
サイプの切れ込みを断面途中で3次元にジグザグに変化させ、隙間にプロップ・ホーム(支え)を搭載し、ブロックの倒れこみを抑制。
剛性が高まることで走行安定性が向上。
こんなドライバーにアイスエスポルテがおすすめ
通勤や毎日のお買い物に自動車を使用する方で、リーズナブルでありながらもスタッドレスタイヤとしての基本性能を備えつつ、凍結路などで高いパフォーマンスをお求めのドライバーに特におすすめします。他社製品と比較しても乗り心地も同等なため、冬のドライブを楽しみたい方にも最適です。
タイヤサイズの種類
アイスエスポルテは13インチから16インチまで幅広いサイズをラインナップしています。
筆者は日産セレナ(C27)を所有しており、195/65R15(15インチ)を購入しました。
価格
アイスエスポルテ(ICE ESPORTE)
税込4,700円~税込18,700円/本
※取り付け費用などを含みません
筆者が実際に購入した時の金額は46,840円(税込・取付料含む)
※2022年11月時点の情報です。
※タイヤサイズ 195/65R15
購入時の注意点
自動車のタイヤを購入する際は、販売店(カー用品店・ディーラー・ガソリンスタンドなど)が当たり前でしたが、最近ではネット通販での販売も多くなってきました。そこで注意しなければならないことは、タイヤには寿命があるということです。特にスタッドレスタイヤは約3~4年と言われているため、相場より安価に設定されている場合は製造から年月が経過している可能性があるため製造年月を確認してから購入することをおすすめします。
タイヤの製造年月の確認方法
タイヤの製造年は側面(サイドウォール)に記されている数字で判別可能です。 アルファベットの記号の後に記されている4桁の数字が製造年を表しており、上2桁が製造週、下2桁が製造西暦年です。
まとめ
スタッドレスタイヤは降雪地帯でなければ必要ないかもしれませんが、雪予報が出されてからでは間に合わないのが現状です。筆者は通勤で自動車を使用していることもあり、通い慣れた道でも冬場は路面が凍結していることもあります。事故を起こしてからでは、取り返しがつかないため安価でも基本性能に問題がないアイスエスポルテ(ICE ESPORTE)はとてもありがたい存在です。
2024年2月5日の雪の際も、普通に走行することができました。
次の買い替えもアイスエスポルテを購入する予定です。