走行距離が7万キロを超えた日産セレナ(C27)のエンジンルームよりカラカラ?コトコト?と聞いたことのない異音が発生したため日産ディーラーに点検を依頼したところ「オートテンショナー」という部品が劣化しているためファンベルトの張りが維持できていないとの結果に・・・
さらに、走行距離からして「ファンベルト」も交換した方がよいとの話になりました。
安全に乗り続けるためには修理は必須事項となりましたが、少しでも費用を抑えたいとの思いもあり民間の整備工場にも点検をお願いしました。
結果は同様で「オートテンショナー」と「ファンベルト」の交換を勧められました。
今回は実際に提示された見積額を「ディーラー」と「民間整備工場」で比較しました。
部品交換修理内容
エンジンルームの異音に対する修理内容は下記の2点となりました。
①オートテンショナー交換
②ファンベルト交換(予防的措置)
日産ディーラーでの修理見積り
項目 | 金額 |
---|---|
工賃 | 14,190円 |
オートテンショナー(部品代) | 11,330円 |
ファンベルト(部品代) | 6,600円 |
合計 | 32,120円 |
民間整備工場での修理見積り
項目 | 金額 |
---|---|
工賃 | 9,350円 |
オートテンショナー(部品代) | 11,330円 |
ファンベルト(部品代) | 6,600円 |
割引き | ▲280円 |
合計 | 27,000円 |
※1,000円未満の端数を値引きという形で処理されていました。
日産ディーラーと民間整備工場の修理費用比較
項目 | 日産ディーラー | 民間整備工場 |
---|---|---|
工賃 | 14,190円 | 9,350円 |
オートテンショナー (部品代) | 11,330円 | 11,330円 |
ファンベルト (部品代) | 6,600円 | 6,600円 |
割引き | - | ▲280円 |
合計 | 32,120円 | 27,000円 |
部品はどちらも純正品(新品)を使用しているため同額となっていました。
今回は費用面と即日対応できるという点で民間整備工場に修理をお願いしました。
民間整備工場ではベテランの整備士さんが対応することが多いため技術力はディーラーと同じで安心してお願いできます。その上、工賃が安く設定されているため費用を抑えたい場合は選択枝の1つとなります。
また、民間整備工場の多くは小規模のため整備士さんの判断で即日対応してくれるなど色々な面で融通を利かせてくれることもあるため近所にあると大変助かります。しかし、民間整備工場は土日がお休みのところが多いのがデメリットでもあります。
まとめ
車を安全に乗り続けるためには、定期的な点検が一番良いことに間違いありません。
特に走行距離が増えてきた場合は、不具合が発生する前に予防的に部品交換することをおすすめします。万が一、走行中に不具合を感じた場合は早めに点検を依頼して対応することが結果的に費用を抑えることに繋がります。