毎年9月1日は防災の日となっており、防災の日を中心とした1週間が防災週間とされています。そのため多くの地域では、8月30日から9月5日の期間に防災訓練など活動が行われています。
「防災」という言葉を聞くと「地震」を連想する人も多いのではないでしょうか?もちろん、地震への備えもその1つですが、地震だけではなく「災いを防ぐ」すべてが対象となります。
そう考えると「地震」「津波」「台風」など様々な自然災害が連想できると思います。
地震の発生を事前に予測することは難しいことだと思いますが、台風ならばどうでしょうか?
「台風」は発生してから進路が予測され、メディアを通して接近(上陸)している情報を得ることができますが、台風が接近(上陸)する前日くらいに焦ることはないでしょうか?
常日頃から防災に意識を向けることはないかもしれませんが、1年に1回の「防災の日」に見直すことは良いかもしれません。
「備えあれば憂いなし」です。
今回は実際に購入して停電時に役立ったアイテムの「アイリスオーヤマの手回し充電ラジオライト」をご紹介します。
手回し充電ラジオライト(JTL-29 ホワイト)
<商品概要>
●商品サイズ(cm)
幅約6.2×奥行約14.6×高さ約7.8
●重量
約300g
●受信周波数
AM:522-1620kHz
FM:76-108MHz
●入力端子
USB Micro-B(DC5V)
●出力端子
USB Type-A(DC5V-1A以下)
●防滴性能
IPX3
●LEDライト
全光束 80lm 昼光色
●充電池
3.6V/2850mAh(リチウムイオン電池)
●付属品
USBケーブル(Micro-B/Type-A)約50cm
ストラップ
取扱説明書
3通りの充電方式
本体への充電方法は「手回し」「USB」「ソーラー」の3つの充電方式が採用されており電源が無い場合はもちろん、乾電池も必要ありません。
手回し充電
手回し充電をする場合は左右どちらに回転させても問題ありません。
130回転/分で1分充電することである程度の使用が可能となります。
USB充電
USBケーブルを使用すれば、パソコンやUSBポートなどからの充電が可能です。
ソーラー充電
本体上部にソーラーパネルが搭載されているため太陽光があれば発電可能です。
注)蛍光灯の灯りでは充電できませんでした。
LEDライト機能
蛍光灯の色に近いLEDライトが備わっています。
下の写真は壁面から約1m離れた位置に本体を置いて点灯しています。
電池式の懐中電灯と同等の明るさに感じられるため暗闇でも十分に照らしてくれます。
LEDのため消費電力が少ないので長時間の点灯が可能です。
もし、充電が切れても手回し充電することで直ぐに使うことができます。
AM/FMラジオ機能
災害時にはやはり情報収集が必要になると思います。
現在はスマートフォンで様々な情報を得ることができますが、肝心な時に繋がらない場合やアクセスが集中するなどしてサイトが開かないことが多々あると思います。その際にラジオでの情報収集は有効な手段だと思います。
部屋の中でもノイズも少なく、電波受信も問題ありませんでした。
実際に停電した際には、LEDライトを点灯させながらラジオも同時に使用しましたが全く問題ありませんでした。
ワイドFMにも対応しているためAM電波が入りにくい場所でもラジオを受信することができます。
ワイドFMとは?
FM電波でAM放送を聴ける機能のことです。
FM・ワイドFM電波は災害や電波障害に強いのが特徴とされています。
SOSアラーム機能
SOSアラームボタンを2回押すと、アラーム機能が作動します。
大音量アラームとLEDライトの点滅で自分の居場所や危険を知らせることができます。
生活防水機能
雨の日も使える「防水規格IPX3」
雨粒や水滴にも耐える構造になっています。
※水没はNGです。
保護 等級 | IP コード | 内容 |
---|---|---|
0 | IPX0 | 保護されていない |
1 | IPX1 | 鉛直から落ちてくる水滴による有害な影響がない。防滴Ⅰ形 |
2 | IPX2 | 鉛直から15度の範囲で落ちてくる水滴による有害な影響がない。防滴Ⅱ形 |
3 | IPX3 | 鉛直から60度の範囲で落ちてくる水滴による有害な影響がない。防雨形 |
4 | IPX4 | あらゆる方向からの飛沫による有害な影響がない。防沫形 |
5 | IPX5 | あらゆる方向からの噴流水による有害な影響がない。防噴流形 |
6 | IPX6 | あらゆる方向からの強い噴流水による有害な影響がない。耐水形 |
7 | IPX7 | 一時的に一定深の条件に水没しても内部に浸水しない。防浸形 |
8 | IPX8 | 継続的に水没しても内部に浸水しない。水中形 |