オートバックス日産セレナ

【実録】日産セレナ(C27)の車検費用を比較!少しの手間で車検費用を抑えるポイントをご紹介! 

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セレナ

日本では、車の安全性や公害防止面で問題がないか運輸支局で定期的に検査するよう義務づけられています。正式には「継続検査」と呼びますが、一般的には「車検」と言われます。

車を安全に乗るために検査を受けることは必要なことだと思いますが、定期的にまとまったお金が必要となるため少しでも安くしたいと思う人も多いと思います。

しかし、「費用を抑える」ことだけに視点を置いたら「安全面」が疎かになる可能性もあります。

また、「安全面」を重要視すると「費用は増加」する一方となってしまいます。

「安全面」を考慮した上で「費用」も抑えられることが、理想になると思います。

【実録】として、これまで3回の車検をディーラー・ガソリンスタンド・オートバックスで受けた日産セレナ(C27)の車検費用を比較してご紹介します。

車検費用を少しでも抑えたいと思っている方の参考になれば幸いです。

■車検実績

<車検1回目 2019年10月>
 ディーラー(安全面重視)
<車検2回目 2021年10月>
 ガソリンスタンド(費用重視)
 ※出光リテール車検
<車検3回目 2023年10月>
 オートバックス(安全面・費用面を両立)

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「日産セレナ」の車両情報

日産セレナの車検を行うにあたり、グレードにより費用が変化することがあるため車検を行った車は下記となります。また、消耗品であるオイル類は定期的に交換をしていました。

■車両情報

①日産セレナ(DAA-GFC27)ハイウェイスター
②ハイブリッド車

車検1回目 日産ディーラー(安全面重視)

■購入から初めての車検<2019年10月>
初回の車検時に日産純正ナビゲーションの地図更新が無料で行えることに加えて、新車より3年目のため交換部品も無いと考え、日産のディーラーで車検を実施することにしました。

総走行距離 37,037km

整備費用・代行手数料 内訳
(消費税10%込み)
項目名金額
24ヶ月基本点検38項目24,420円
距離点検18項目4,620円
保安確認検査9,680円
代行手数料10,120円
小計48,840円
法定費用 内訳
項目名金額
自賠責保険25,830円
重量税20,000円
印紙税1,200円
小計47,030円
項目名金額
整備費用・代行手数料48,840円
法定費用47,030円
代車費用0円
合計95,870円

※金額は当時の領収書をもとに記載しています。

車検2回目 ガソリンスタンド(費用重視)

■購入から2回目の車検<2021年10月>

ディーラー保証の5年が経過したこともあり、2回目の車検は費用面を重視してガソリンスタンド(出光)で行うことにしました。昔はガソリンスタンドの車検は安かろう悪かろうと言われていましたが現在は状況も変化して、「国家資格整備士」による点検を行い、車検を通すだけではなく安全面にも配慮した提案が行えるようになってきています。

2回目の車検は「出光リテール車検」で実施しました。

出光リテール車検は、国土交通省から認可を受けた自社の民間指定工場・認証工場でカーディーラーと同じ24ヶ月点検と整備付きの車検を実施していながら、車検費用は業界トップクラスの安さを実現しており、車検後の保証やガソリンスタンドならではのサービスとして「ガソリンの割引」などの恩恵も受けられます。更に、次回の車検時用に「リピート割引」も用意されています。

1.トリプル安心保証※1.2
車検後2年間、愛車の修理費用を一部補填
・安心1:タイヤのパンク5,000円まで補償(1本限り)
・安心2:ガラス破損15,000円まで補償
・安心3:いたずら傷15,000円まで補償

2.車検屋あんしん保証(有償
リーズナブルな保証料で万が一の故障をサポート

総走行距離 61,603km

整備費用 内訳
(消費税10%込み)
項目名金額
車検基本料14,800円
ショートパーツ(消耗品)1,100円
エンジン基本診断
(OBD診断機使用)
3,300円
小計19,200円
法定費用 内訳
項目名金額
自賠責保険20,010円
重量税20,000円
印紙税1,600円
小計41,610円
項目名金額
整備費用19,200円
法定費用41,610円
代車費用0円
合計60,810

※金額は当時の領収書をもとに記載しています。

車検3回目 オートバックス(安全面・費用面を両立)

■購入から3回目の車検<2023年10月>

総走行距離が87,000kmを超えており、車検費用を抑えたい気持ちと安全面も重視したいとの思いで3回目の車検は口コミなどを参考にしてオートバックスで行うことにしました。

オートバックスは3,700人以上の自動車整備士と1,600人以上の自動車検査員が車の整備を行っているとの情報に加え、カー用品店でありながら2022年度の車検台数は66.5万台となっており、豊富な実績に伴い技術面も安心できると考え車検を依頼しました。

車検後の整備保証が12ヶ月と長く設定されていることも安心できます。

これまで、車検を行うことで通常は年会費が必要となるメンテナンスカードが無償で発行され、様々な作業工賃が無料になるサービスがありましたが、2023年9月26日より新サービスに変更されました。

■業界最長クラス!12ヶ月整備保証[※1]

オートバックスでは細心の注意を払って法定点検整備を行っていますが、
万一法定点検整備を実施した箇所に点検・整備作業が原因で不具合が生じた場合、
無料で再整備する保証を無償でご提供しています。[※2]

[※1] 12ヶ月間または20,000km走行、いずれか短い方の期間内となります。
[※2] 保証には条件があります。

■オートバックス会員制度

ダイアモンド・サファイア・ブロンズの3段階のランクに分かれており、日頃のお買い物で「バックス」というポイント貯めて、毎月ランクが判定されます。

ダイヤモンド会員となることで、通常年会費が1,100円(税込)必要なメンテナンスオプション費用が無料になります。サファイア会員では550円(税込)で加入することが可能となります。

さらに、誕生月にTポイントの付与、予約開始時間の優遇などを受けることができる仕組みとなっています。

総走行距離 87,459km

整備費用 内訳
(消費税10%込み)
項目名金額
車検基本工賃(技コース)28,600円
早期割▲3,000円
車検時電子制御システム診断2,200円
ブレーキパッド交換工賃
(技コースのため無料)
0円
ブレーキパッド(フロント)11,330円
ブレーキパッド(リア)8,690円
小計47,820円
法定費用 内訳
項目名金額
自賠責保険17,650円
重量税20,000円
印紙税1,600円
小計39,250円
項目名金額
整備費用47,820円
法定費用39,250円
代車費用0円
合計87,070

※金額は当時の領収書をもとに記載しています。

1~3回目の車検費用を比較

1回目から3回目までの車検費用を比較しました。
車検回数が増える度に走行距離が延びるため車の状態により必要な整備が加わることになりますが、やはりディーラーでの車検が一番高い結果となっています。費用のみで比較するとガソリンスタンドでの車検が一番安く行えることが一覧表にすると直ぐに分かると思います。最後にカー用品店のオートバックスは、カー用品店の強みを活かして交換部品などの選択肢も多く、比較的安くに車検が行えるようになっています。

車検費用比較
(消費税10%込み)
項目日産ディーラー出光リテールオートバックス
車検時期2019年10月2021年10月2023年10月
走行距離37,037km61,603km87,459km
点検料金38,720円19,200円27,800円
代行料10,120円0円0円
部品交換未実施未実施20,020円
代車費用0円0円0円
自賠責25,830円20,010円17,650円
重量税20,000円20,000円20,000円
印紙税1,200円1,600円1,600円
合計95,870円60,810円87,070円

※金額は当時の領収書をもとに記載しています。

自動車重量税について

自動車重量税は、主に車両の重さに応じて課される税金のことです。重さ以外に、用途区分や経過年数により金額が変わります。重量税は新規登録(軽自動車は新規検査)時に3年分、その後は車検のタイミングで2年分ずつ払うのが一般的となっています。また、エコカー減税が適用される場合は重量税が割引されることもあります。

重量税の金額が幾らになるか、簡単に試算できるツールが国土交通省より提供されています。
この「次回自動車重量税額照会サービス」を使用することで瞬時に判別することが可能です。

自動車検査証等に記載されている車台番号を入力して「照会」ボタンを押すだけで適用される重量税額が表示されます。

まとめ

車を維持するには定期的に車検を受けなければならず、その都度、まとまったお金が必要となりますが、少し手間をかけて車の使用状況に合わせた依頼先を選択することで費用を抑えることが可能となります。
また、消耗品関係(オイル類、タイヤ、バッテリーなど)については車検に関係無く定期的又はカー用品店のセールを利用して交換することで料金を抑えられることに加え、車検時に交換せずに済むため一度にかかる費用を抑えることが可能だと思います。
但し、車検時に交換依頼した方が工賃が安く済む可能性があるもの(ブレーキパッド交換など)は車検に合わせて行うことも良い節約方法であると感じました。

現在は各社独自の予約サイトが用意されているため簡単に車検予約が行えますが、楽天Car車検(旧 楽天車検)などを利用して予約すると「楽天ポイント」が貰えるサービスもあるので費用を抑える1つの手段として活用することもありだと思います。

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